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塩崎浩作（サンフレッチェ広島ジュニアユースコーチ）

「サッカーって楽しい！」

09/03/02 10:11

冬の時期の体育は、「サッカー」がメインとなっている学校が多いと思います。
今年もサンフレッチェ広島のスタッフは、「Doスポーツ」活動で、いくつかの学校を訪問し、いわゆるサッカーの授業を行ってきました。
どの学校の子どもも目を輝かせて、一生懸命にサッカーに取り組んでくれました。

そんな中、1月末に訪問したある学校からお礼の手紙をいただきました。
担当された先生から許可を得ましたので、その時の事を少し紹介させてもらおうと思います。

この日のDoスポーツは、今回、自分がかかわった中でも最高に楽しく、子どもたちからたくさんのエネルギーをいただきました。サッカーが終わってみんなが挨拶をする段になり、いつもであればクラス代表が手紙を読み上げてくれるのですが、ここは違いました。

先生が、「はい、だれでもいいから、今日の感想を述べて！」

そうすると、予想外のことが起こりました。ある女の子が立ち上がって、

「サッカーって楽しい!!」

と大きな声で発言してくれたのです！
これにはびっくり。
こういった中で、しかも女の子が、自分の気持ちを正直に表現できる、本当に素晴らしいシーンでした。これに触発されたのか、別の男の子が

「いい汗かいたぞ～！」

とこれまた大きな声で、こぶしを天に突きあげて表現してくれたのです。

子どもって、本来、こうなんですよね。
いや、こうあるべきなんですよね。

いつの間にか、われわれおとなが子どもたちのこころにブレーキをかけていないか、反省させられる出来事でもありました。

この子たち、ホントいい先生に恵まれました。
自分の意見をこんなに思いっきり表現できる、そんな少年・少女時代を過ごさせてあげたい、そのために私たちはどうかかわるべきなのでしょうか？

それにしても、この先生、こちらが学ぶべきことばかり。

子どもたちの感想文に対するその先生のコメントには、ただただ感心するのみ。

生徒「メインイベントの6年選抜対サンフレコーチのミニゲームでは、…（中略）…、ものすごいプレーがありました。しかし、子どもチームが3対2で勝利しました。すごく楽しかったです。大人げないところもあったけど、サッカーがもっと好きになれました。」

先生は、子どもの「大人げないところ」の部分に傍線を引き、次のようにコメントを加えておられました。

「熱い人は、いつまでも少年なのである」

すげぇ先生がいます、こんな近くに。
私も頑張ります!!

ちなみにこの写真、金曜日の呉スクールの練習終了後の保護者との集合写真。みんないい顔をしています！

09/02/27 9:51

先日、某スポーツクラブに通うスペシャリスト？？たちによる異業種間交流会議・G６が市内のある料理屋さんで開催されました。

銀行関係・電気関係・設計関係・不動産関係・保険関係・スポーツ関係といった職種の集まりに、話題は、世界的な不況の分析に始まり、男女の関係に話は落ち着くというよくあるパターンの展開。

所属する会社ではいわゆる立場上、「偉い人」でもこのような場では、「友人」となるわけで、それゆえ、お互いの本音が交換される楽しいひとときを過ごしたのでありました。

ちなみに、このG６、「Group of 6」の略ではなく、「じじぃが6人」の略なので、お間違えなく。

しかし、先進国の首脳よりも、この6人、肉体的には鍛えていますよ～（あたまはどれだけ働いているのかは不明。個人差あり。その典型である私は、今回の撮影者のため、映っていません!!）

備前・瀬戸内サッカーフェスティバル

09/02/22 21:56

久しぶりの宿泊を伴った遠征に行ってきました。
岡山県の備前市です。

ジュニアの6年生にとっては、最後の遠征でしたが、結果は見事、準優勝！
メダルをもらって子どもたちもうれしそうでした。

自分も記念にと、デジカメを用意して、全員を集めて「ハイ・ポーズ」といきたかったのですが…

なんと、電源を入れると反応するものの、肝心の液晶モニターが真っ黒のまま。

「故障かよっ!!」

仕方なく私の携帯カメラで撮影したものを掲載しておきます。

それにしてもねえ、このタイミングでねえ…

まさに、「塩故障（塩コショー）」…

くだらない表現で、新しい1週間をスタートいたします。

どうする？

09/02/17 16:19

昨日と、今日、本当に寒いっす。
つい3日前なんか、本当に冬か？と疑いたくなるような陽気だったのに…。
天気の移り変わりは、私の心模様以上に不安定なのでしょうか。

日曜日は午前中に4年生以下、午後は6年生の試合で楽しいひとときを過ごさせていただきました。
この日は、テーマはこちらで用意するものの、メンバー構成は子ども会議。

小さな作戦版に子どもたちの描く戦術！？は壮大そのもの。
ネームプレートには、その子の名前が書いてあるものの、自分自身は「カカ」であったり「フェルナンド・トーレス」であったり。もちろん「柏木」「ヒサト」「槙野」に自身を投影させて作戦版の上に自分を配置。
ドリームチームの完成です。

当然のことながら自分の配置に不満を漏らす子どもも出てきます。
これはどこの世界でもいっしょでございます。
まあ、子どもは、大人よりシビアでありますから。

ここで私の出番でございます。
「おぃ、試合ごとにポジションを変われよ！」
加えて、「いろんなポジションでもできるようになるといいぞ～」
こうして問題は解決の方向へ。

「でも、やっぱり俺、メッシが好きだ！もう一回FWやりてえ～」

メッシねぇ、いい選手ですよねえ。

自分は育成年代のコーチですから、日本語に直して

“滅私”

「我慢と見守ること」肝に銘じておかねばなりません。

福山ウィンターカップ

09/02/08 21:58

土・日は天候に恵まれ、ジュニアのみんなも思いっきりサッカーを楽しんできました。

福山のみろくの里を会場に行われた大会に参加したジュニアの子どもたち。

予選ラウンドは健闘むなしくグループ3位でしたが、日頃のトレーニングの成果が随所にうかがえる、価値ある戦いを繰り広げてくれました。

大会2日目の順位トーナメントでも各自の持ち味が十分発揮され、見ていてハッとさせられるプレーや好プレー、そして珍プレー（の連続）で楽しませんてくれました。

今大会では、久々に顔を合わせる指導者もたくさんいて、懐かしい話に花を咲かせました。そして「○○さんは元気にしているのか」とか「△×さんは、今■■というところで頑張っておられる」などの話でひとしきり盛り上がった後、必ずと言っていいほど、「ところで塩崎さんは、もういい人が見つかったのか」という話題で会話が途絶えるのでありました。

それはそれとして、子どもたちの発想は豊かで心をきれいにしてくれます。

バスの移動中の会話。

コーチ「何でもまずはだまされたと思ってやってみないとね」
子ども「そうだよ、おれはまだサンタさんがいるって信じているんだ」
子ども「おれも。だって前の日に来てくれって願っていたら、朝起きたらやっぱり来てくれていたもん」

コーチ「どうして朝日は明るくて夕日は紅くなるんだ？」
子ども「それは、夕方になると、お日さまが恥ずかしくなって照れているからだよ」

参りました…

緑井カップ

09/02/05 22:46

ジュニアの11歳以下の選手で参加した緑井カップのご報告です。

みんないい顔をしてプレーしていました。

結果は、緑井SCに見事な粘りからPK負けを喫し、4位でフィニッシュでしたが
どの試合も面白い内容で多くの収穫があった大会でした。

8人制サッカーのため、チャンスとピンチが次から次に生まれるため、一人ひとりのボールにかかわる時間と意識に焦点があてられるので、個人の戦術眼養成にはもってこいの試合形式でした。

いろんなスタイルのチームとも対戦することができ、どのチームにもうまい選手がいるなあ、と改めて感じさせてくれました。

今週末は、福山Winter-Cupに参加します。今度は５，６年生のメンバー構成で参加です。

さて、どんな試合を展開してくれるのか、わくわくしてきました。
今の課題？決定力。
シュートを枠に飛ばすこと。
「枠・枠」サッカーを目指しますよ～

今日は感動しました

09/01/28 23:43

今日はジュニアユーススクール広島（山陽高校会場）の1月最後のトレーニングでした。

実は、今日で、高野コーチのジュニアユーススクールのお仕事は終わり。

週に1回のスクールながら、通ってきてくれる子どもたちはいつも笑顔でトレーニングに励んでくれていますが、今日は特別な一日となりました。

練習開始前に、Mくんが、色紙を持ってきて、「今日ここにスクール生のメッセージを書いて高野コーチに渡したいんですけど」と話しかけてくれました。「OK,OK。それは高野コーチ、すんげえ喜ぶぞ!」

そんな打ち合わせをした後、トレーニングが始まります。今日のウォーミングアップは高野コーチに担当してもらいました。みんな本当に一生懸命で、高野コーチも「どうしたんだ！みんな切れ味鋭いね～、フォ～」と叫んでいましたが、集中力の高いトレーニング開始となりました。

最後のゲームが終わり、高野コーチのメッセージがみんなに伝えられ、スクール生を代表して、Mくんが寄せ書きを高野コーチに渡すと、もう感動もの。私まで本当にうれしくなり涙が出そうになりました。

週に1回の付き合いであっても、こうして感謝の気持ちを表現できる、本当にいい子どもたちに出会うことができました。みんな、ありがとう。

そして、高野コーチ。みんなに愛されるそのキャラクターで、今度はトップチームのサポートを頼みますよ!
あなたの背中には、こうしてたくさんのスクール生がいつも後押ししてくれているのですから!

個人的にも、高野コーチにはお礼を言わねばなりません。「一緒に現場に立った2年間、本当に楽しかった！サンキュー!!」

今シーズン、高野コーチはトップチームの分析担当コーチとしてきっとその手腕を発揮してくれるはずです。がんばれ、高野!!（もし、トップの戦績が振るわなかった際には、高野コーチの分析が悪かったということで!?冗談、冗談）

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