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森山佳郎（サンフレッチェ広島ユース監督）
サンフレV1戦士、元日本代表、最強軍団・
サンフレユースを率いる森山監督による“ゴリ日記”

平和記念国際ユースサッカー開催

06/08/19 7:25

8月16日平和記念国際ユースサッカー２００６が行われました。　対戦相手はスペインの強豪エスパニョールユースＵー１７でした。　選手育成には定評があり、スペインでも有数のユースチームということで、選手のモチベーションは非常に高く、序盤の中野のゴールを皮切りに遊佐のドリブルシュート、後半横竹のヘディングシュート、平繁のＦＫ直接ゴールの４－０で勝利することができました。　相手は１歳年下で時差や慣れない気候などで力が発揮できなかったことを差し引いても最後まで集中を切らさず良いゲームができたと思います。　この日全員が揃うのは久しぶりで、試合後、代表やトップチーム練習参加等でチームがまたばらばらになりますが、選手それぞれが成長することで高円宮杯に向けた準備になればいいと思います。　　

久しぶりの更新です

06/08/10 13:10

しばらく更新をサボっていて久々の更新となります。
夏のクラブユース選手権大会は新潟、柏、清水戦に３連勝して最高のコンディションで決勝トーナメント進出を決めましたが、決勝トーナメント1回戦では予選リーグで戦った柏レイソルとの再戦となりました。序盤に信じられないミスから先制点を許し（これをやってしまうチームは勝てない）全体の動きにも精彩を欠き前半終了。後半徹底してラインを上げ前からプレッシャーをかけペースをつかみます。相手の退場もあり一方的な展開で同点に追いつきます。そのままの勢いで押し切ろうと判断し前から前から取りに行かせましたが、十数回の決定機に相手ゴールネットが揺れず、逆に一発のカウンターに沈んでしまいました。
三つの全国大会のうち一つ目は非常に不本意なまま終わってしまいました。しかし逆にこの敗戦は9月の高円宮杯に向けて強烈なモチベーションとなります。夏休み期間中は1日2回練習をベースとして体も精神もとことん鍛えるつもりです。
（写真はクラブユース期間中お世話になった海遊館別館の社長夫妻と一緒に写ったものです。いつも笑顔でやさしくあたたかく接してくれて本当にありがとうございました。社長には「クラブユースにかかわってからこれまでの１０年間の中で一番手のかからない良い子達だった」とほめてもらいました。）
Ps・・・観音高校の皆さんインターハイ優勝おめでとうございます。頂点に立つというのは簡単なことではないし、猛暑の中連戦を勝ち抜いたことは素晴らしい偉業だと思います。（高円宮杯の出場も自力で獲得）
高円宮杯ではお互いに広島のサッカーを全国に強烈に発信できるよう頑張りましょう。

中国プリンスリーグ（U－１

06/07/23 23:20

２２日第一球技場においてプリンスリーグ最終節観音高校との試合が行われました。
この試合に勝てば優勝が決まるという大一番、しかも相手はインターハイ広島県代表の観音高校ということで選手たちのモチベーションは高く、試合開始からパワー炸裂、前半１６分までに３点いっきにゲット。その後膠着状態が続くものの後半に２得点を追加し終わってみれば５-０の大差で勝利。見事中国プリンスリーグ４年連続の優勝を果たすことができました。
ただでさえ手薄なＤＦの中で核となってがんばってくれていた田中尚選手が３日前に骨折し、チームに重苦しい雰囲気が漂っていましたが、全員でカバーしていこうという意識がチームを一つにしてくれたように思います。
田中選手は全治３ヶ月で非常に厳しい試練となりますが、チームにとっても本職のセンターバックがいないという危機的な状況となりました。
ただこのピンチを「全員サッカー」という強い意識と団結力というプラスのエネルギーに変えて、来週から開催される日本クラブユース選手権大会に挑もうと思っております。（田中選手のためにも・・・）

１年生益田フェスティバル優勝

06/07/17 21:43

１６日島根県益田市で開催されている益田フェスティバル（Uー１６大会）において２年連続優勝を果たすことができました。
決勝リーグでは玉野光南に３－１で勝利、最終戦は昨日プリンスリーグにおいて１－１と決着がつかなかった皆実高校に４－２で勝つことができました。
非常に暑い中、選手たちはポジティブな声を掛け合って最後まで勝利の執念を持って闘えたと思います。どんな小さな大会でも優勝することは選手たちにとって大きな自信につながるし、チームを一つにまとめてくれると思います。１年生たちの２年後の成長が本当に楽しみです。
さて次の週末はプリンスリーグの最終戦の観音高校戦。４年連続の優勝をかけて、そしてクラブユース選手権大会前に弾みをつけるためにも全力で戦いたいと思っております。

プリンスリーグ第9節　ｖｓ

06/07/09 21:51

8日（土）に多々良高校グランドにてプリンスリーグ第9節　ｖｓ　多々良高校戦が行われました。
序盤からゲームを支配し、いい形で先制し前半のうちに3点をゲット。
後半は来週から新潟国際ユースで不在の中野、横竹を変えて来週のシュミレーションをする余裕ができました。
後半も3点を加え計６－０で強豪の多々良高校に勝つことができました。
ただ何といっても今日の主役は3年生の松田直哉選手。
1年2ヶ月前の昨年5月に前十字靭帯完全断裂、内側靭帯断裂、半月版損傷、膝関節軟骨骨折という大怪我により1年以上という長期にわたるリハビリ生活を乗り越え、この試合の後半15分に復帰を果たしました。
ピッチにいる選手たちは全員拍手で松田選手を迎え入れ、試合終了間際にゴールを決めたときには全員が松田選手を囲み祝福の雄たけびをあげました。
彼のリハビリの姿はひたむきでサボることなく常に前向きで、おそらくユースの選手全員が彼の姿に何かを感じてくれていたのだと思います。ゴールを決めた後の松田選手、そして周りの選手たちの喜びを見てこみあげてくるものがありました。
奇しくも復帰第１戦は彼の出身の山口県、松田選手のご両親もお見えでした。どうやら涙でぐしゃぐしゃだったようです。まっちゃんお母さんお父さん本当におめでとう。
さあ今週末は勝ち点が同じである皆実高校との首位決定戦です。勝てば全日本ユース出場決定、負ければ一気に３位に転落という重要な試合となります。中野・横竹抜きですが、総力戦でなんとしても勝利を勝ち取りたいと思っています。
ｖｓ　皆実高校戦（11:００）吉田サッカー公園人工芝

クラブユース抽選会が行われました

06/07/06 23:49

本日（6日）御茶ノ水にあるJFAハウスにて、日本クラブユース選手権大会の抽選会が行われました。
同じグループに入ったのは昨年末のＪユースカップで１，2年生中心のメンバーながら優勝した清水エスパルス、関東の強豪柏レイソル、そしてアルビレックス新潟です。
我ながらいつも厳しいグループを引いてしまうくじ運はどうにかならないものかと思いますが、逆に厳しいグループに入るとチームが引き締まっていい準備ができるとポジティブに考えています。（優勝するにはすべてのゲームに勝つしかないですしね・・・）
特に優勝候補の一角である清水エスパルス戦は、4月の練習試合でも０－１で負けているので相当気合が入りそうです。
クラブユース選手権大会まであと3週間。それまでにプリンスリーグの多々良高校戦、皆実高校戦、観音高校戦と強豪との対戦が続きます。気の抜けない戦いにしっかり結果を残してクラブユースに弾みをつけたいと思っております。
8日　ｖｓ　多々良高校　11:00（多々良高校）
（写真は組み合わせ抽選会で宿舎のくじを引いている私・・・しっかりカメラ目線　撮影は愛媛ユース監督大西貴氏）

毛利の里サッカーフェスティバル開催

06/06/29 15:23

日曜日（24日）吉田サッカー公園において毛利の里サッカーフェスティバルが開催されました。
時折激しく降る雨の中250人以上の子供たちが参加してくれて大盛況で怪我人もなく終わることが出来ました。
午前中はサンフレッチェのコーチ、ユース選手によるサッカースクール、午後はトップの選手（森崎浩、吉弘、青山、河野）を交えたミニゲームなどで、子供たちは緑の芝生とサッカーを満喫してくれたことと思います。
ユースの選手たちも準備から片付けまで一生懸命にやってくれ普段お世話になっている地域の方々に少しでも恩返しできたような気がしました。
またスクールでも子供たちとしっかりかかわってくれて「純粋な気持ちを思い出した」とか「教えることは難しいと思った」などいろんなことを感じてくれたようです。
子供たちに夢を与える。それができる君たちは素晴らしいと思いますよ。

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