| 高円宮杯ベスト4進出ならず 06/09/25 23:34 |
24日高円宮杯準々決勝 vs 滝川二高戦が西が丘サッカー場にて行われました。 滝川二高はこの大会の直前に名監督の黒田先生の引退が発表され、今大会の選手たちのモチベーションは尋常ならぬものがありました。あの横浜マリノスが圧倒された決勝トーナメント1回戦のビデオを見て苦戦は免れないだろうとは感じていました。 試合は開始0分にファールから相手にFKを与えてしまいました。40m以上あったFKはなんと誰も触ることなくゴールネットを揺らしてしまいました。その1点を返すのに必死な30分を使いました。平繁のPKから1点を返しさあいつものリズムでプレーできると落ち着いたなんとその1分後に、再び相手FKから前線へボールが入り、ボールを受けた選手が振り向きざまにシュートを放つとまたもゴールに吸い込まれてしまいました(1−2)。 後半18分選手交代も含めて失った1点を返すため前掛りになったところをカウンターで押し込まれ2点差(1−3)。1点返せば必ずこちらのペースになるから慌てずにまず1点を返していけという指示もむなしく、更に前掛りになった後半38分に相手の勝利を決定つけてしまう4点目を決められてしまいました(1−4)。 確かに試合展開としてはカウンターの得意な相手の思うつぼのような状況にしてしまったことが大きな敗因ですが、それ以上に滝川二高の切り替えの早さ、スピード、運動量、集中力、戦う姿勢に圧倒されてしまったことはかなりショックでした(こんな敗戦は公式戦でここ何年も記憶に無い)。それを徹底させた滝川二高の黒田先生に完敗と言えるでしょう。 夜の9時に寮に到着後すぐにミーティングを開きました。選手には「あの切り替え、ハードワーク、集中力を徹底することの出来る選手を育てた監督と出来なかった監督の差が試合を決めた」という話をしました。ただ「俺は明日から次の第一歩を踏み出すぞ、みんなもこういうときこそ将来の大きな成長のために前を向いて強い気持ちで一歩を踏み出して欲しい」という話をしました。 残すはJユースカップのみとなりました(10月中旬からスタート、予選は上位リーグ《ガンバ大阪、名古屋グランパス、清水エスパルス》と同組みとなり4チーム中3チームが決勝トーナメント出場)。 3年生最後の大会となります。3年生は最後の数ヶ月後輩たちに残すものは何か考えユース在籍最後のチャレンジをして欲しいと思います。
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