 | 『福岡が攻め立て広島が最後の一線を割らせない』 この試合展開が90分間のうち、 80分は占めていたかと思います。
見ていてこれだけハラハラドキドキさせて 心臓によくないゲーム展開は あまり記憶にありません。
J2時代の2003年9月に 新潟を迎えてのビッグアーチの試合で 広島が1点を先行して、 後半開始早々に広島のマルセロが退場になり 残り40分近く1人少ない10人で守り切った試合も かなりハラハラして見ていた記憶がありました。
しかし、今回は退場者が出ていたわけでなく 同じ11人同士の戦いで防戦一方の展開で 正直見ていられませんでした。
どこまでも辛抱強く耐えしのぐ姿は まさに『おしん』のようでした。
でも、この試合は広島にとって予想外の展開で 『おしんサッカー』になってしまったのではなく ここ数試合の「望月サッカー」を見る限り 最初からそうなることをある程度予想しての試合展開だっただけに 広島のゲームプラン通りということになるのでしょう。
開幕戦から波乱万丈の2ヶ月間を送った広島。 カップ戦が3試合残っていますが、 リーグ戦はW杯のため中断期間に入ります。
7月の再開までのおよそ2ヶ月間は 決してたっぷりの時間とは言えません。 この期間の過ごし方・取り組み方は 広島にとって大事な時間になることは 選手が一番よく理解していることだと思います。
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