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田坂るり（広島テレビアナウンサー）
広島生まれの広島育ち！大のカープっ娘！
田坂アナウンサーによる“るり日記”

振袖で恐縮です

06/02/12 15:55

自分の成人式からはや十ウン年。ひさーしぶりに振袖に袖を通しました。といって
も、とある展示会で仮に掛けていただいた簡易着付けですが。

元来きもの好きなのですが、浴衣以外は自分で着られないので、どうしても着る機会
が少ないもの。ところが、今年の元日に、日本テレビの“大切りスペシャル”に着物
で出演させていただき、そのときの着付けの先生が、お気に入りの着物の展示会をさ
れるというので、喜んで見に行きました。

で、何故振袖かというと、東京在住の私の姪っ子が、再来年成人式を迎えるというの
です。振袖なんて、贅沢でなかなか仕立てられるものではありませんが、とはいえ折
角なら彼女にはどんなのが似合うか、せめて想像を膨らましたーい。と、おばあちゃ
ん（私の母）とおばちゃん（私自身）バカぶりを発揮して、「どんな着物がいい？」
と、姪っ子に見せるための写真撮影とあいなった訳です。モデルが、“かなり大人の
女性”で恐縮だけど、とお断わりのメッセージをつけて。

最近の女の子達は、赤だの、黄色だのより、渋い黒の着物を好むようです。せっかく
なら、かわいらしい“娘さんらしい”のが良いのに・・・、と思うのは、こちらの人
生の年輪のせいでしょう。

　さて、元来着物好きの私。手間隙掛ける！と決心した今年は、久々の振袖にも刺激
されて、自分で着物が着られるようになろう、と決意したのであります。

やるぞっ！

皆様に宣言させていただく事で、ぐうたら心に鞭を入れようとしております。来年の
お正月には、自分で着た着物姿で、ここにアップさせていただきます！絶対。きっ
と。多分・・・。

手間隙かけて

05/12/31 11:28

　しめ飾り作ってみました。えへっ。なかなか満足な出来です。
最近、ファーストフードならぬスローフードが言われています。急ぎすぎず、ゆっく
り生活してみると色んなことが見えてくる、と感じます。
しめ縄とか門松に、松を用いるのは、お正月に各家に降りてきてくださる神様に、松
が目印になるから、いわばアンテナ代わりなのだそうです。
へー。
だて巻も焼いてみました。魚のすり身から作るのは大変なので、はんぺんで代用した
けど・・・。
こんなに砂糖入れるんだ！へー。それは昔は貴重品だわ・・・。
来年は出来るだけ、手間隙かけて日本の文化を継承しよう！と心に誓うのでした。
皆様どうぞ良いお年を。

試写会に行ってきました

05/12/09 18:44

　ご存知のように、映画好きの私ですが、今回は“映画”とは趣が違います。
タイトルは、
「ヒロシマ　グランド　ゼロ」～あの日、爆心地では～　
当時を知る方たちの証言をもとに、爆心直下の町　旧細工町を復元した作品です。高度なＣＧで復元された町並みが、そこに住んでいらした方たちの語りとともに生き生きと甦ります。江戸時代から続くお寺、町の病院、化粧品屋さん。それぞれの場所が子供たちの遊び場であり、まるで町中が家族のようだったというご近所さんの息遣いまで感じられる様な、魅力的な映像です。
と、会場から深いため息が聞こえて来ました。かつて、そこに住んでいらした方たちの、懐かしさのあまり漏れたため息です。そして、それがやがて、涙をこらえる息遣いに変わって行きました。
“この世の宝物”を、一瞬にして失われた皆さんの心のうちは、私には図り知ることさえ出来ません。
試写会を終えて、戦争、原爆の罪の深さを感じると同時に、それとは別に私は日本がかつて持っていた“とっても大事なもの”への喪失感におそわれました。
心に残ったのは、正に爆心直下となった島病院の院長先生の言葉です。
およそ80人の入院患者と職員さんは全滅。あの日、仕事で病院を離れていた院長は、絶望的な広島の町で献身的な医療活動を続けました。けれど、8月６日を迎えるたびにこう漏らしたそうです。
「生き残ってしまった自分は、まるで五寸釘を打たれるようだ」と。
人の命を助けるお医者様が、自分だけ生き残った事への苦しみなのでしょう。
自分の職業への責任の持ち方、こころの在りよう。
町の人たちが皆、家族のように繋がりを持ちながら生きていた頃の日本。
大切な宝物を、私たちは失くしてしまったんだ。そう感じずにはいられません。

何かを甦らせるために！皆さんにも是非見ていただけたらいいな。と、今後の上映予定を載せさせていただきます。
日時：１２月１７日（土）、１８日（日）入場無料
１０時、１３時、１５時　各３回上映
会場：広島平和資料館　東館　メモリアルホール（平和祈念公園内）

とってもご無沙汰しおております

05/11/27 22:07

　ご無沙汰している内に、”年末”と呼べる季節になってしまいました。
テレビ関係者って年末は一年で一番忙しい季節なのですが、子供の頃から、クリスマスだの、近づくお正月の空気だの、どこかわくわくするせいか、私、決してこの季節が嫌いではありません。
　が、今年に限っては、広島で、又、やりきれない事件が起こったせいでしょう、わくわく気分は7割引ぐらいの感じです。
街中でテレビカメラを見ると、又、何かあったのか？！とドキッとしてしまいます。
今日（２７日）の夕方撮った写真。左に小さく写っているのが、テレビのカメラクルー。今日が店じまいとなった、袋町のダイエーの様子を取材中でした。
　そうです。ダイエーで働いていた皆さんも、大変な年の瀬です。けど、店じまいセールに駆けつけていた皆さんはとてもエネルギッシュでした。
悲喜こもごもの冬の夜です。

宮島再発見

05/10/11 13:44

最近私は宮島にはまっています。２年前に大阪の友人と宮島に泊まったところ、「すごいなー。本物やなー。こんなんもっと宣伝せなあかんわー」と感激しきりの彼女の姿を見るにつけ、意外と知られていない、そして、広島人の私自身も身近過ぎて分かってなかった、宮島の魅力を再認識したのでした。
以降、仕事で、そしてプライベートで宮島を訪れるたび、新しい発見があるのですが、最近見つけたのは、表参道と平行して、一本中に入った所にある、”町屋通り”。
　百年単位の古い歴史を持つ家屋を改装して、旅館や、酒屋やカフェが出来ています。写真は、とても素敵なご夫婦がやっていらっしゃる”ギャラリー宮郷”。ここの茶房では、奥様手づくりの美味しいシフォンケーキをいただきながら、中庭をながめつつ、ゆったりした時間が過ごせます。私の携帯写真では、その”いい味”が表現出来ませんが・・・。
先週末ロケに行ってきました！宮島へ。
１１月5日、16時から17時まで、中国四国地方をネットしてお送りする番組中四国レインボーネット「今年の秋はわが町で”大人の贅沢”」の中でもご紹介します。
　宮島フリークな私。又、素敵な場所を見つけたら、皆さんにもおすそ分けしますね。

はい！こんなに元気です

05/09/24 16:05

　ここんとこの毎日を振り返ったら、「私はとっても忙しい！」と思って、”まんじゅしゃげ”をアップしたのですが、吉田さんの日記を読んで、私は結構楽しげに生きていることを自覚しました。てへっ。
”忙しがってる人に限ってヒマ”ってホントかもね。
　あの翌日も、元気に”とあるシンポジウム”に行ってきました。その様子は10月中旬以降、広島の某有名Ｃ新聞紙上に掲載されます。
以上、田坂ちょっとテレながらの”言い訳？日記”です。

季節は秋です

05/09/24 15:48

　ご無沙汰している間に、真っ赤なまんじゅしゃげが咲く季節になってしまいました。
ＮＹの旅報告をしようと思っていたら、カトリーナがやってきて、アメリカの楽しいお話をするのがはばかられている間に、広島にも台風がやって来て、アナウンサー人生初の（なぜか）台風中継を行い、そうこうする内に総選挙中継でホリエモン事務所に派遣され、そんな中、サンフレが優勝戦線で大切な戦いに敗れ、山本監督の辞任、野村選手の引退発表と息つく暇がありません。
花を愛でて、ようやく心の落ち着きを取り戻す今日この頃です。

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