吉田安孝のサンフレッチェ広島斬り＞日記＞田坂るり（広島テレビアナウンサー）

田坂るり（広島テレビアナウンサー）
広島生まれの広島育ち！大のカープっ娘！
田坂アナウンサーによる“るり日記”

メジャー体験

05/08/30 12:05

　皆様、ご無沙汰していました。
先々週は、サンフレッチェが後半戦のスタート、しかも相手が鹿島、という大事な週だったにもかかわらず、番組がお休みで　すみませんでした！
先先先週の、「鹿島に負けたら、優勝争いは終わりです！」という、吉田さんの大胆宣言に（いや、そうなんでしょうけど、元気丸で宣言しちゃって大丈夫かしらん）と、ドキドキした私は、なんてマイナス思考で、失礼だった！と反省するほど、サンフレは頼もしい再スタートをきりました。
　さて、元気丸が休みの時しか　長期休みがとれない私は、この機会を利用して、初のメジャー体験に、ＮＹに行って来ました。
色々報告したい事山盛り！！
せっかくなら、皆さんにもいろいろ見てもらいたい！と、旅立ちの前日ついに、デジカメを購入した私。
っていうか、購入遅くてスミマセン。今までの写真は携帯電話のものでした。だいたい、携帯電話そのものにしても、私が入手するのは、世間で６割くらいの皆さんが入手した後なのです・・・。
　で、”デジカメをパソコンにつないで、写真を圧縮して送ってみる”という、”一人で海外旅行に行く”よりずっと難しい事象に、今私はチャレンジしています。
なので、メジャー体験の感想は、この写真が無事アップしたのを確認したあとにしまーす。
取り急ぎ、ご報告まで。

泣いちゃった・・・

05/08/01 15:12

　先週の放送で、池谷さんが泣いちゃいました。
４３年ぶりの広島県大会準決勝進出、県北勢初の甲子園出場の夢を追った、三次高校野球部の特集を見ての事です。
　選手のがんばりはもとより、必死に応援する地元の皆さんの様子を見て、自分の高校時代を思い出した様です。
　高校野球とは、”地元愛”の象徴なのかもしれません。だから、こんなにも長きに渡って、日本人の心を捉えて離さないのでしょう。
　かつて、その”地元愛”が街の人たちの大きな力になったのが、創設期のカープだったようです。話には聞いていましたが、実際にその時代を体験された方に出会いました。
　今週の元気丸の放送は8月7日。広島が、60年前、原爆投下から立ち上がった最初の日です。あの頃、カープが広島の人たちにどんな力をくれたのか、特集でご覧頂きます。

フィオレンティーナ！！

05/07/29 8:48

　中田英寿が広島にやって来る！もちろん今週土曜日のフィオレンティーナ　ジャパンツアーの事です。
フィオレンティーナといえば、フィレンツェがお膝元。実は、私が５年前に行った始めてのヨーロッパ旅行で、初めて訪れた街なのです。
（写真は、ベッキオ橋をバックに撮りました）
つい、心はサッカーを離れ、かの遠き町並みへと思いを馳せます。
　映画”冷静と情熱の間”の舞台にもなった街はとても魅力的な街でした。
中世の香り漂う小さな裏道から抜け出た途端に、目の前に聳え立ったドゥオーモの大きさ、いえ”目の前”と思いきや、向かって見ると結構距離があって、改めてその大きさを実感したこと。近づいて見て感じた石の文化の美しさ。
なんと言うことも無い靴屋さんの、ショーウインドウにディスプレーされたブーツの赤の鮮やかさ。
　ところで、”イタリアの男性には気をつけて””女性を見たら口説かなきゃ失礼と思っているお国柄”とは、旅を前に読んだガイドブックの注意書き。
よって、結構肩に力が入って入国したはずなのに、それにしては、それらしき体験がなーんにも無かった私たちの女二人旅が、終わりに差し掛かった頃でした。
とあるレストランで、ウエイターさんが、妙に私の連れに話かけるのです。必要以上に詳しいメニューの説明に始まり、どこから来たのか、いつまでいるのか、果てはストレートのに「あなたは美しい！」と来たもんだ。
（うわー、これが音に聞くイタリア男性のくどき文句かー。はっずかしー）と思って見ていると、ちらりとこちらをみて、とってつけた一言「あ、あなたも美しいよ」だと。
３００パーセント”お愛想”だとわかるその言い方も、イタリア文化の一旦か！と息をのみつつ、事の成り行きを見守りました。
「実は、明日には日本へ帰る」と彼女が伝えたときの寂しそうな表情ったら！
帰り際に、そのウエイター氏は、彼女にメモ用紙を持ってきました。「これが私の住所だ。いつか、この街に来ることがあったら、きっと連絡してほしい」と。
すごい！こんなに短時間に、こんなに”愛の言葉？”が囁けるなんて！ガイドブックの注意書きはホントなんだ！
　かの街、フィレンツェからやって来た男たちは、我らがサンフレ相手にどんなサッカーを見せてくれるのか。やっぱりあの情熱と、スポーツで戦う情熱って、全く無関係じゃないと思うンだなー。
　この目で確かめたいところですが、当日私は、カープの中継のサブアナ（以前も書いた、実況アナのスコア係）で市民球場におりますのです。
皆さん！！私の分まで、是非見てきてください！
まじかで見ると、新しい発見があるものです。何事も百聞は一見にしかず、です。
　サッカーの本分とはほとんど関係ない内容になってしまった事を反省しつつ・・・。

スターウォーズ！！

05/07/18 12:09

皆さんご覧になりました？
私、最新版を観てまいりました。
っていうか、実はまだ、最新版しか観てないんですけど・・・。
思い起こせば、私が最初にこの映画の存在を認知したのは、確か小学一年生の時。
私の通う幟町小学校に、体育館が出来ました。当時は、”講堂”なる物はあっても、”体育館”なんて、まだとっても珍しい時代・・・、（なにせスターウォーズの一番最初・・・エピソード４っていうんですか？・・・の時代ですから）
そこで、学校を挙げて「体育館完成祝賀イベント」が執り行なわれたのであります。
その祝賀会の”メインエベント”が、（私ども）かわいらしい一年生による組体操。
で、その時のバックグランドミゥージックが、かの”スターウォーズ”のあのメインテーマだったのです。
先生も粋ですよね、最新話題映画の曲を使うなんて。
子供心に、何だかとっても最先端な体操？ダンス？をしている気分で、嬉々として踊ったのを覚えています。
けど、とても映画を観にいこうなんて発想はない　ごくフツーの小学生だった私は、その後の人生でも、「何だかＳＦは苦手・・・」と、どの作品も観に行かず、”スターウォーズ”と言えば、小学校の体育館を思い出すに留まっていたのです。
　あれから３０年あまりの時を経て、ついに観てきました”スターウォーズ”！！
面白かった！可愛かった！！なんて楽しい映画かしら！！！ルーカスさん今まで無視して、ごめんなさい。
　早速、これまでの作品借りて来ちゃったもんね。
さて、観みよー、と、思ってみると、ええと・・・、過去に遡って行くって言ってたけど、んじゃ一番最初の”体育館の曲の”が一番新しいって事で、ええと・・・私はどれから観るのが楽しいのかしらん・・・。
どうやら、ＳＦが苦手なんじゃなくて、ややこしい事考えるのが苦手だったみたいです。
けど大丈夫。ルーカスさんは頭も良くてセンスもあるから、こんな私でもなんとなく理解できるように作ってくれてるみたい！
しばらく、星のせかいにはまっていそうな予感です。

吉田さんの後姿

05/07/15 15:01

　ようやく、今年初めて、私田坂もサンフレの応援に行けました。13日（水）の磐田戦。
吉田さん、試合前に、「今日は絶対勝たんといけん！」と熱く語っていただけに、０－０で終わった時は脱力感がありました。サポーターの引けた後のスタンドを歩いて、監督会見を聞きに戻る後姿も、どこか寂しそう・・・。
　けど、「前節の試合が、湿気の多い大分で、しかも日曜日に戦って、移動を含めると実質中一日で、あれだけ良く粘って勝ち点１はもぎ取ってくれた」と、選手を評価する監督の言葉を、うなずきながら聞いていて、吉田さんも自分の思いと同じだったのでしょう、ちょっと元気になった気がしました。
　さあ、次は月曜日の浦和戦！　私は埼玉まで行けません・・・。せめて、スケジュール帳に貼ってみました、”激夏”シール。
頑張れサンフレッチェ！！

先週の元気丸で感じた事

05/07/13 16:58

　うっとうしい梅雨空の元、今週の元気丸では、それぞれのスポーツで輝いた方たちの“年齢”で、いろんな事を感じました。
　男３４歳、女３２歳：これまでの努力が報われる事もある！あきらめないで頑張ろう。
ウッドワオープンで、“バースデイ初優勝”を飾った野上貴夫さんは３４歳。
「もう、待たなくていいんですね」と声を震わせたヒーローインタビュー。
ゴルフは、厳しいプロテストに受かっても、一度でもトーナメント優勝などの実績がないと、シード権（試合に参加する権利）が与えられず、毎週、欠場者が出る可能性にかけて、全国のゴルフ場を転々と回って、待っていないといけないのです。当然無駄足になることがほとんどなのに・・・。苦しかった日々がうかがえる言葉です。
女性では広島出身の表純子さんがこちらも３２歳の初優勝！本当におめでとうございます。
　２８歳：今が働き盛り、先輩に遠慮せず、あなたたちが引っ張っていってください。
カープの新井貴浩選手。ご存知、苦しんだ末の４番での活躍。彼が打つと本当に盛り上がります！さあ、どんどんひっぱって！
ちなみに、ＪＴサンダーズに加入してくださった、“加藤陽一様”も２８歳です。
　２３歳：流石に若いと、回復力も違うのね。わかさの力はスゴイ・・・。
怪我から見事に復活したサンフレのガウボン選手。復帰していきなり決勝ゴールを決めちゃいました。
　５8歳：耐えて忍んで育てた喜び
山本監督。自分が努力されるより、ずっと大変だったでしょう。静かに見守った新井選手の活躍。最敬礼の後、抱きついた姿に親心を感じました。
　
と、ここまで書いて思い出しました。
先日行った足立美術館にあった、平櫛田中の書”60　70は洟垂れ小僧　人生100から100から”

何と勇気の出る言葉でしょう。
いくつになっても、日々勉強。洟垂れ小僧のつもりで前進あるのみです！ねっ！

野球中継　ＩＮ　米子

05/07/03 20:13

　先日の米子でのカープ対タイガーズ戦は、広島テレビの中継でした。私、田坂るりはサブアナ・・・という係りが野球中継にはあります。実況アナの横で、試合展開が分かるように、一球逃さずスコアをつけてます。よく実況アナが言う「００投手の球数は、次の投球で100球目！」なーんていう時は、責任重大でドキドキ・・・で、その係りを仰せつかり、放送席におりました。
　ご存知のようにカープは、タイガーズに2連敗。しかも、金本さんとシーツさんに打たれました。
コイ党としては、ここ数年の中でも結構、強烈なショック。
今、ここで、それに関して書くつもりはありませんが・・・。
　そんな中、ホテルのパンフレットで足立美術館の文字を発見。以前から一度は行ってみたいとおもっていた場所。ちょっと早起きして行ってきました。
評判どおり、絵画はもとより日本庭園が素敵。けど、何より心にしみたのが、美術館までの道のりです。
田園風景の広がる中、電車とバスを乗り継いでの小旅行。最寄の安来駅に着くと、そこから出ていた巡回バス（無料）まで待ち時間が４５分。すると、200円払えば、5分後に美術館前までの路線バスが出ると言うので、迷わずそちらに向かいました。
確認のため、路線バスの運転手さんに「美術館まで行きますよね？」と聞くと、「え？はあ。行きますけど・・・？」と不思議そうな表情。
なんで不思議そうなの？？？
バスの中で、のーんびり車窓を眺めながら気がつきました。たった45分待てば無料バスがあるのに、200円も払って路線バスに乗る客が珍しいのだと。
狭い日本そんなに急いでどこへ行く？！
”時間をお金で買うイライラ生活？！”がにじみ出てました。
何をそんなにイライラしてるのよ、私って。
コイの行く末が心配になった米子で、足立美術館訪問は、私にとって大きな大きな心の深呼吸になりました。
皆さんも、そんな時間見つけてみませんか。

←前のページへ次のページへ→