吉田安孝のサンフレッチェ広島斬り＞日記＞森山佳郎（サンフレッチェ広島ユース監督）

森山佳郎（サンフレッチェ広島ユース監督）
サンフレV1戦士、元日本代表、最強軍団・
サンフレユースを率いる森山監督による“ゴリ日記”

中国プリンスリーグ３年連続優勝

05/07/16 17:25

１６日に中国プリンスリーグ最終戦　ｖｓ　皆実高校戦がおこなわれ、２－１で逆転勝利をおさめ、３年連続優勝を果たすことが出来ました。　　　　この日はＵー１８代表で柏木、槙野を欠き、遊佐が出場停止、福本が熱発でたいへんな状況となりましたが、全員の力で難関を乗り切ることが出来ました。チームは図らずも貴重な経験をして一つにまとまることが出来ました。　　　　振り返ってみるとプリンスリーグ上位リーグ５戦のうち３戦で先制点を許し、２戦が逆転勝利、1戦が追いついてドローという渋い闘いでした。　　　しかしこの接戦を勝ち抜いたことがチームの自信につながりこれからの全国大会に弾みをつけてくれることと思います。　　　とりあえず選手のみんな、おめでとうでした。

日本クラブユース選手権大会組み合わせ

05/07/08 13:41

いよいよ全国大会のシーズンが近づいていますが、７日クラブユースの組み合わせ抽選のため東京へ行ってまいりました。対戦相手は第１戦の７月３０日に昨年Ｊユース準決勝で対戦したジェフ市原。第２戦の３１日に愛媛ＦＣ。そして予選最終戦８月２日に優勝候補の一角に挙げられている浦和レッズです。６グループ中、各１位と、２位の上位２チームのみが決勝トーナメント進出ということなので、非常に厳しいグループになったと思います。しかし優勝するためには結局全ての試合に勝たねばなりません。優勝候補の一角を蹴落として勢いに乗って決勝トーナメントに進めることができるようにもう１ランクチーム力を上げていきたいと思っています。

全広島選手権初戦敗退

05/07/04 10:20

2日（土）に全広島選手権大会が行われました。初戦は福山大学、前半4分相手のＣＫを豪快に決められ先制点を許します。前半17分今度はユースのＣＫこぼれを福本がクロス、槙野が相手ＧＫと競り合ってこぼれたボールを中野が押し込んで同点に。こちらのペースになるかと思われた、前半27分にまたしても同じようなＣＫを同じ選手に決められリードを許します。後半は４－４－２にシステムを変えて完全にユースペース。後半17分に柏木が決めて同点、その後も何度か決定機がありましたが決められずＰＫ戦に。相手が先にはずしますが、その後2人連続してはずし初戦敗退になりました。　　　　勝ち進んだら超過密スケジュールでどうしようと悩んでいましたが、これで悩む必要がなくなってしまいました。（それはそれでさみしいですが・・・）　　　　さてユースの選手は現在期末試験真っ最中。３年生にとっては最後の内申書に関わる重要な試験です。最後の追い込みで何とか数値を上げて欲しいものです。　　　　　水曜日に試験が終わるといよいよ夏モード。プリンスリーグの2位以内をしっかり確保して、7月末の日本クラブユース選手権大会に弾みをつけたいと思っています。(写真は昨年の日本クラブユース選手権大会優勝の記念写真）

週末の結果

05/06/28 22:48

先週末はチームにとって重要なゲームが続きました。
土曜日はプリンスリーグの多々良学園戦。今期は練習試合で2連敗している上に、この試合に敗戦すると全日本ユースの出場権も絶望的になるということで選手（およびスタッフ）のモチベーションは最高潮。ゲームは前半ＦＫからなんと先制点を決められその後もなかなかペースをつかめないまま進行しますが、前半終了間際槙野が相手ＧＫに倒されＰＫを得ます。ＰＫを平繁が冷静に決め前半のうちに同点に追いつきます。　
後半は開始4分交代で投入した中野がポストになり柏木と壁パス、柏木が左足でゴール右すみに決め逆転に成功。その後は決定機が次々と訪れるものの相手ＧＫのファインセーブ等で決められず１－０でタイムアップ。
槙野がケガで退場したり、足をつる選手が出てきたりで、暑い中非常に厳しいゲームでしたが、最後まで闘い走りきり、集中力を切らさず、しかもサブメンバーまでが一体となった非常に素晴らしい勝利でした。（今年初めてチームになったと感じました。）　
日曜日はアビスパ福岡のサテライトと練習試合を雁ノ巣で行いました。ゲームは序盤こそ善戦するものの、徐々に昨日の疲れからか、相手に回される時間帯が増え、必死にボールを追い掛け回す展開となります。前半2失点、後半3失点の０－５でボコボコにされ、実力の違いをまざまざと見せ付けられた形になりましたが、選手達は最後まであきらめず、声を出し続けてやりきったと思います。　
少々スケジューリングが強引過ぎて反省しておりますが、この厳しい状況の２連戦を戦いきったことが必ずどこかで生きてくると思います。（昨年の高円宮杯は台風の影響で準決勝から決勝までの時間は十数時間しかなかった）　
今日２年生の松田直也君のお見舞いに行ってまいりました。昨日の手術は（前十字靭帯・内側靭帯縫合、半月盤切除という大手術）無事に終了し、復帰まで８ヶ月かかるようです。本人はそんな中非常に吹っ切れた明るい顔をしていました。大人でも難しいことだと思いますが、松田君のそんな人柄はきっと将来周りの全ての人々をひきつけていくことだと思います。松が早く復帰してくれることを心待ちにしています。

メイプルレッズ林監督に来ていただ

05/06/23 16:31

ハンドボール女子日本リーグ7連覇中のメイプルレッズ。その監督を務めるのは元韓国代表のスーパープレーヤー林五卿さん。22日林さんに三矢寮に来ていただいてお話をしていただきました。林さんはオリンピック3度出場のうち金メダル1回、銀メダル2回獲得、世界選手権大会2度出場のうち1回金メダル、1回銅メダルという驚くべき実績をお持ちで、今回お話が聞けるということは選手達にとってはこのうえない素晴らしい機会でした（実は私が一番聞きたかったのですが・・・）。お話のほうは本人のお人柄を表すかのように非常に熱く、選手達に訴えかけるような話で、①先輩達のいい面を自分のものにし、悪い面は絶対に真似をしない。　②一つの目標を達成したら、次の目標をしっかり持ってひたすら努力せよ　　③人と同じことをしていたら絶対勝てない。ライバルに絶対負けるな、自分自身にも絶対負けるな　　④チームワークを大切に、チームメイトを信じることが重要。　　⑤どんなにうまくても人間が出来ていなかったらその選手は落ちていく　　⑥スポーツ選手は馬鹿だと言われたら負け、スポーツをやっている人はすごいといわれるようにがんばれ。　　⑦指導者として選手の笑顔が見れることが一番幸せ。などなど内容の濃い心打たれる話をしていただきました。　自分自身林さんのハンドボールを愛し、いのちをかける姿に感動し、自分もまだまだ足りない、負けないように頑張ろうという気持ちにさせていただきました。選手もそれぞれいろんなことを感じてくれたことと思います。

オランダから帰ってまいりました。

05/06/20 15:15

6月11日に出発した今回のワールドユース視察（オランダ）を18日に終えて帰ってまいりました。ワールドユース4試合①アルゼンチンvsエジプト②ドイツ　vs　アメリカ　③日本　vs　ベナン　　④オランダ　vs　オーストラリアの4試合と、コンフェデレーションズカップ日本　vs　メキシコの計5試合を視察してまいりました。特にワールドユースでのオランダＵー２０の質の高さ、スピード感を実際に目の当たりにして受けた衝撃は、自分の価値観や基準を変えるにたる強烈なものでした。写真はデジカメでとった映像です。いかにピッチと客席が近いか分かっていただけると思います。（こんなスタジアムでサンフレッチェもできたらなー）

ＰＴＡ懇談会に参加してまいりました。

05/06/11 11:18

10日の夜に吉田高校のＰＴＡ懇談会に監督、コーチと寮長で参加してまいりました。校長先生をはじめとする吉田高校の先生方、ＰＴＡ会長、副会長（寮長含む）など役員の方々とたいへん盛り上がって、気がつくと深夜の２時を過ぎておりました。ユース生が通う吉田高校が少しでも良い学校になるよう、あるいはユース生がリーダーとなって吉田高校を引っ張っていけるよう（今は何とか足を引っ張らない程度かな？）努力していきたいと思っています。　　　　　さあ本日（11日）クラブユース選手権大会予選を終えたら、私はワールドユース（Ｕー２０）を視察にオランダに18日まで行ってまいります。テレビで開幕戦のオランダ（開催国）と日本の試合が行われましたが、オランダの能力の高さに度肝を抜かれました。（特に⑦番）（結果は1－2でオランダの勝利）　　　世界のユース年代のレベルを体感しこれからのユースの指導に繋げていきたいと思っております

写真は懇談会の様子・・・寮長のまわりはいつも女性（女性をひきつけるオーラが絶対あると思います）

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