吉田安孝のサンフレッチェ広島斬り＞日記＞森山佳郎（サンフレッチェ広島ユース監督）

森山佳郎（サンフレッチェ広島ユース監督）
サンフレV1戦士、元日本代表、最強軍団・
サンフレユースを率いる森山監督による“ゴリ日記”

Ｊユースカップ予選の結果

05/10/31 10:56

昨日30日大阪の南津森グランドにてＪユースカップ予選第３戦　vs　セレッソ大阪ユース戦が行われました。　　　　序盤からミスが目立ちボールを奪われてはカウンターを受ける展開。0-0のまま前半終了かと思われた43分にセレッソ大阪が生んだ10年に1度の逸材と言われる1年生の柿谷にミドルシュートを叩き込まれます。　　　　ハーフタイムで「こんな試合をしていてＪユース優勝を狙いますなんて軽々しく口にするな」と気合を入れます。後半開始2分に平繁のＤＦをかわしてからの強烈右足ミドルシュートが決まり同点。その数分後にも保手濱が前線でキープして平繁へパス、平繁はＧＫをあざ笑うかのように右足でカーブをかけセレッソのＧＫは一歩も動けずにゴール。逆転してからはまた気持ちが伝わってこないゲームに逆戻り。　　　全日本ユース明けの初の公式戦は勝ち点3を持ち帰ったというだけの試合になりました。（ただし怪我明けの柏木が90分、2日前復帰の木原もラスト25分間出場し明るい材料）　　　　今週は木曜日にセレッソ戦のホーム（吉田14：00）での試合、日曜日にアウェーで大分戦と重要なゲームが続きます。この2試合でグループリーグ突破を決めたいところです。　　　　（写真はこの日2ゴールで現在Ｊユースカップ予選の得点ランキングトップの平繁選手。彼の尊敬する前田俊介は2年生のこの大会から3大会連続の全国大会得点王。俊介を超えろ龍一）

フェアープレー賞受賞

05/10/20 10:25

「愉快な仲間達の会」後に必ず日記を更新するようにという吉田氏の命令にも関わらず、翌日午前から山形に出張に行ったり,18日に更新したはずなのに更新できて無かったりで久々の更新となりますが、何度振り返っても１５日は本当に楽しいでした。　　　　前回の会で藤村アナと私の幼稚園が同じだったという奇遇に続き、今回もなんと私、吉田夫人、石橋アナの3人が11月9日生まれという確率的には奇跡的な偶然に一同びっくりで大盛り上がりでした。その後は皆がお互いに何か共通点は無いか探り合う様子が非常にこっけいで、他のグループの人が見たら一種異様な空間だったような気がします。　　　　　　　話は変わりますが、先日全日本ユースで3位という成績を収めましたが、2，3日前にいきなり何の報告も無くフェアープレー賞のトロフィーが日本サッカー協会から送られてまいりました。確かに振り返ってみると激しい試合の連続でしたが、6試合でイエローカードはたったの2枚でした。　　　　どのカテゴリーの大会でもフェアープレー賞に該当するチームは無しという大会が結構多い中で、選手達には「立派だったなー、誉めてあげたい」と感じましたが、誰にも負けない負けず嫌いな私の口から負けた大会でフェアープレー賞もらったから良かったねーとは言えないので言うのはやめて寮の入り口にそっと置いておきました。立派な大人になりきれない私でございました。

無念　全日本ユース決勝進出逃す

05/10/08 23:35

6日に今年の選手権王者鹿児島実業と激しい肉弾戦を繰り広げ、１－０で勝利し準決勝に進みました。
1日挟んだ今日（8日）今年のクラブユースチャンピオンのヴェルディーユースと決勝戦の切符を賭けて戦いました。
ゲームは前半やや押し気味に試合が進みますが、相手が放った2本のシュートのうちＣＫからのこぼれ球を押し込まれ０－１で折り返します。
後半は攻撃の形が良くなりさらにヴェルディー陣内へ押し込みますがこれまた相手が放ったシュート３本のうち２本がゴールネットを揺らす（うち１本はＦＫ直接）という不運に見舞われます。２－０から２－１にその後追加点を許しますがすぐに３－２にしてラスト５分は怒涛の攻撃をしますが及ばず。試合終了のホイッスルで選手全員がピッチに倒れこんで涙を流すこととなりました。（こちらのシュートは１５本）
今寮に到着しましたが選手達は皆で今日のビデオを見て反省会をしています。「たくましくなったな」と感心しています。明日からＢチームが岡山に遠征なので私も今日は寮に泊まり明日から新たなる第一歩を踏み出そうと思っております

全日本ユースベスト８進出

05/10/03 19:43

9月30日予選リーグ第三戦、インターハイ準優勝チーム那覇西とのゲームは、攻守ともに今期最高の出来で３－０の勝利。決勝トーナメントへ進みました。決勝トーナメント1回戦は10月2日九州プリンス2位の大分トリニータユースでした。この日は30度を越す暑さの中選手の動きは非常に重く、いきなり自陣でのミスから先制点を許します。前半20分くらいまでは自分達のサッカーが全くできず苦しい展開となります。その後徐々にペースをつかみ始め前半25分に保手濱のゴールで同点。後半は決定機をなかなか決められずいらいらする展開。しかし後半30分過ぎに福本のパスを柏木が決めてリードします。その後相手は必死に反撃しますが、サンフレッチェユースも集中を切らすことなく試合終了のホイッスル。ベスト8に進出することが出来ました。準々決勝の相手は昨年の選手権優勝チームの鹿児島実業高校。今年も強烈な運動量とフィジカルの強さを誇るユースにとって最もやっかいな相手です。自分達の気合、根性がどれくらいのものか試すのに最高の相手といえます。なんとしてもこの試合をものにして夢をつないで生きたいと思っております。（祝　観音高校もベスト8に進出・・・お互いに頑張りましょう）　　　　※写真は現在相手分析に威力を発揮している私のパソコンです。遠征中に故障しましたが、5年間保障でタダでデオデオに修理してもらいました。本当に助かりました。デオデオ万歳!!

いよいよ全日本ユースが開幕しました。

05/09/27 15:22

いよいよユース年代で最も権威のある大会で、高校クラブユース全てのチームが日本一を争う全日本ユース選手権大会が開幕しました。サンフレッチェユースは優勝候補のガンバ大阪、横浜Fマリノス、インターハイ準優勝の那覇西と同組の死のF組みです。23日初戦の横浜マリノス戦は今期最高のゲームといえるほど全員の気迫が伝わってくる素晴らしい試合でした。木原、平繁、江本の２ゴールと4点を叩き込み４－２で難関である初戦を突破することが出来ました。1日挟んで25日ガンバ大阪戦は、マリノス戦の疲れ＋ガンバ選手の技術の高さにペースを握られ０－３と完敗してしまいました。グループリーグは2位まで突破できるので来週の30日那覇西戦が勝負になります。予選を突破すれば1日挟んで10月2日に決勝トーナメント一回戦となっています。1戦1戦最後のゲームのつもりで戦って勝利を拾っていきたいと思っております。関東の方は是非応援よろしくお願いいたします。

国体視察ほか

05/09/14 10:21

国体はユースから9名参加し、スタメンはそのうち4～5名でした。初戦北海道には2－0で勝利（チームファーストゴールは横竹選手）。2回戦は好選手が揃い上位進出を目指す兵庫に2－1（内容でも圧倒していました）で準々決勝に進みますが、F東、ヴェルディー連合軍（東京）に0－1で破れてしまいベスト8という成績に終わりました。選手は試合終了後は肩を落とし残念そうでしたが、1時間後には「高円絶対頑張りましょう・・・・」と素早い切り換えを見せる選手が複数いて「お前ら残念がる時間が少なすぎる～と説教したくなる選手もいました。ところで国体視察中に片野坂智宏君に出会いました。サンフレッチェでプレーし、94年の1stステージ優勝に貢献。その後柏レイソル、大分トリニータで活躍し、現役終了後トリニータのスカウトとして活躍されています。昨年はユースにいた藤井大輔選手の獲得を目的に吉田の方にも遊びに来てくれました。大分は経営危機でたいへんそうですがピンチの時こそいろんな意味でいい方向に変わっていくチャンスだと思います。同じ西日本のプロサッカー球団の一員としてこの危機を乗り切って欲しいと切に願っております。

全日本ユースの組み合わせ決まる

05/09/02 12:17

9月1日JFAハウスで、全日本ユースの組み合わせが決まりました。　　　　同じ組に入ったのは関東1位（クラブユース準優勝）の横浜マリノス、関西1位（クラブユース3位）のガンバ大阪、インターハイ準優勝の那覇西という最強のグループになりました。（ちなみに自分が最初に引いて後で他のチームが入ってきたんですよ・・・いいわけですが）　　　　厳しいグループですが、かえってチームの緊張感が高まりいいのでは・・・と思っています。クラブユースでは予選落ちという屈辱を味わいましたが、この大会では最初から決勝戦のつもりで（実際決勝戦で当たるべきチームとの３連戦）全力を尽くします。　　　　（写真は中国地域もう一つの出場チームである観音高校のグループ写真です。）

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