| 8月3,4日の2日間、カルビー株式会社様の協賛のもと、2010カルビーサンフレッチェカップが広域公園で開催されました。熱中症の心配もありましたが、子どもたちは元気一杯で、2日間で1敗しかしませんでした。
しかし、この1敗は子どもたちにとっても大変刺激のある1敗で、相手であったアビスパ福岡は、個人の能力の高さと準備の良さを存分に見せつけてくれたのでした。
今大会でチームを一足先に離れる持田キャプテンに金メダルを、と意気込んでいたジュニアチームでしたが、この1敗が響き、グループ2位で、2位トーナメントに回ることになりました。
とはいえ、2日目の2位トーナメントは劇的な幕切れを彼のために用意してくれていました。 一生懸命にチームのことを考えて頑張ってきた子には、最後に運が降りてくるようになっているのでしょう。
2位トーナメント決勝では、途中1−3とサガン鳥栖にリードされながらも第3ピリオドで同点に追いつく粘りを見せ、勝敗はPK戦へ。すでにこの時点で、すべてのコートの試合は終わり、参加チーム全員の目がこのPK戦へと注がれていたわけです。
しかも、このPK戦。決着がなかなかつかず、同じ選手が2度目のPKを蹴るという大熱戦になりました。 持田キャプテンもしっかり2度のPKを決め、胸のサンフレッチェのエンブレムを何度も握りしめて気持ちを前面に出していました。
最後は、相手選手のPKをGK藤原(慶)くんがストップし、あたかも優勝したかのような雰囲気に包まれましたが、この試合も、持田くんとチームメイトにとっては忘れられない試合となったことでしょう。
彼は、お父さんのお仕事の関係で東京方面に引っ越します。 多分、彼はそこでもリーダーシップを発揮して、彼らしく前向きに歩んでくれることでしょう。
別れるときは淋しいものですが、またそこで新たな出会いも待っています。 そして、どの子も同じ。これから先、こうしていろいろな別れと出会いを経ながらそれぞれの人生を彩ってくれることでしょう。
ちょっと想像してみるとワクワクします。 20年後、彼らはどうなっているんだろうと。
私「駿とは、もうすぐ離れるけど、また20年後にみんながあったらおもしろいぞ!」
子1「ホント!でも塩さんはその時、もう禿げとるじゃろ〜」 子2「いや、死んどるじゃろ!!」
コラコラ、まだ禿げとる方がいいわっ!
|