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3月22日より30日まで、ドイツのシュバルツバルト州ラオプハイムにて行われた、SBC国際ユースサッカー大会に参加してまいりました。トーナメントは4チームの2グループで行われ上位2チームが準決勝、決勝を行うという方式でした。大会はUー19(1986年1月生まれ以降)、サンフレッチェユースは新チームで1987年4月以降の選手、その上新3年生が少なく(参加6名)2年生中心のメンバー(参加11名)で実質2歳程度の年齢差の中で戦いました。グランドはこれまで経験したことの無いような粘土質。その上毎日雨が降りぐちゃぐちゃの状態。フィジカルの差がもろに出てでかい相手に吹っ飛ばされるシーン続出(相手に当たる前に滑って転ぶシーンも・・・)。初戦の相手はギリシャの名門オリンピアコス。前半は0−0。後半FKからヘディングで決められ先制点を許す。しかしその3分後槙野のクリアをディフェンスの裏に抜け出した平繁がGKと1対1になり冷静にゴールへ流し込み1−1の同点。そのまま終了しまずまずの滑り出し。2戦目はドイツのウルムというチーム。前半相手のミドルシュートが豪快に決まり0−1。後半CKのこぼれを木原がクロス、槙野が胸でコントロールし右足で決め1−1。しかしその後GKのキックミスからカウンターを受けディフェンス2人が振り切られゴールを決められる。最後はGKがなんでもないバウンドボールをまさかのハンブルで万事休す。予選最終戦はドイツのあの高原が所属しているハンブルガーSV。勝てば2位以内が決定する試合。前半ゲームを押し気味に進めるものの0−0。後半福本からのFKのボールを平繁が頭ですらし先制点。このままいけるかと思った5分後に槙野がペナルティーエリア内でシュートをブロック、それが足元へ入りボールを挟むように立ち上がるとなんとそれを不可解なFKを取られそれを決められ同点に追いつかれる。何とか勝利を信じて戦っていたものの、終了5分前になんでもない軽いシュートがゴール前でイレギュラーしゴールを決められまたもやアンビリーバブルな失点で敗戦。あっというまの逆転劇で決勝トーナメントどころかグループ最下位。最後の最下位決定戦では地元クラブのラオプハイムに1−0で勝つことが出来ましたが選手達にとっては屈辱的な結果でした。ただ、今この時期に劣悪なグランドで格上、年上の選手と真剣勝負ができたこと、自分達の足りないところを強烈に思い知ることが出来たのは大きなプラスになると思います。明日4月1日から吉田サッカー公園で横浜ユース、清水ユース、奈良育英高校、熊本国府高校などを交えて強化試合をおこないます。ドイツの経験を生かせるようなゲームにしていこうと思います。
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